申請/承認フォーム作成
申請/承認フォームは付属のソフト「フォームマネージャー」で作成します。
「フォームマネージャー」は、クライアントPCにインストールしてご利用いただくフォーム設計専用のアプリケーションです。
フィールドの配置やレイアウト調整はドラッグ&ドロップのマウス操作で行います。
入力項目のフォントや境界線などの基本的な設定から、読取専用、必須入力、入力規制、フォーマット指定(数値、日付など)、カレンダーの利用、計算(+、-、×、%など)等については、プロパティで設定します。
フォームインポート
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Excel、Word、PDF形式のファイルに対応しています。既存のフォーマットがある場合、フォームインポート機能を使うことで、簡単にWebの入力フォームのレイアウトや項目を自動生成できます。
フィールドの表示/入力制御
特定表示区分
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承認フォームでは、承認者の種別(承認、決裁、閲覧)や承認順序毎にフィールドの表示/入力制御を定義することができます。
例えば「閲覧者には表示しない」、「ルート1番目にいる承認者のみ入力可能」といった制御が可能です。ユーザーの役職や役割に応じて、必要な箇所のみ確認・編集することで、誤入力や不正な改ざんを防ぐことができます。
JavaScript API
入力フォームを使用しているユーザーの情報(姓名/役職など)や役割(申請者/承認者/決裁者/閲覧者)、フォームの状態(初期表示/下書き案件/代理・代行操作)を取得したり、入力オブジェクトの操作(値の取得/読取専用/必須入力)をすることができます。
例えば「特定の役職の場合には必須入力にする」「代理ユーザーによる操作の場合には項目の値を自動入力する」といった柔軟な入力制御を設定できます。
特定表示区分と組み合わせたカスタマイズも
このJavaScript APIでは、上記の特定表示区分を参照することが可能です。両機能を組み合わせることで、さらに細やかな入力制御を設定することができます。
選択項目のデータベース参照
コンボボックス・マスタ検索サブフォームの選択入力に使用する選択肢は、データベースから取得することが可能です。
カスタムデータベースで選択肢を一元管理
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カスタムデータベース機能では、選択肢を管理するためのテーブルを作成できます。
複数の入力フォームおよび項目から共通の選択肢として参照することができ、選択肢の更新も一括で行うことができます。
CSV形式でのインポート・エクスポートに対応しています。さらにインポートAPIの機能により、カスタムデータベースに作成したテーブルへプログラムでデータをインポートすることができます。
CSS/Javascript 登録・フォント指定
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独自のCSSによりデザインを適用させたり、入力フィールドのイベント発生時に独自のJavascript処理を追加することが可能です。
また、使用するフォントについても項目単位で指定ができます。
入力フォーム/出力PDFプレビュー
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入力フォームおよび出力PDFのプレビューを見ながら、効率よくレイアウトを作成できます。
出力PDFとは、入力フォーム用に作成したレイアウトそのままでPDFファイルに出力する機能です。 任意の項目を出力時のみ非表時にしたり、背景色を変更したりできます。
バージョン管理・指定バージョンの復元
入力フォームは保存時にバージョン管理されており、指定のバージョンのものを復元することができます